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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査15巻4号

1971年04月発行

雑誌目次

カラーグラフ

風土病の検査(3)—野兎病

著者: 大原甞一郎

ページ範囲:P.318 - P.319

問診によって患者からラビット・ヒストリーを聞きだすことがたいせつ.しかし確定診断には検査室内の諸検査の結果を待たねばならぬ.まず野兎病菌の分離培養がもとになる.それから野兎病菌の生物学的特性を知らねばならぬ.抗原抗体反応中血清凝集反応と皮内反応は欠かせない.摘出リンパ節の病理組織検査も必要だが,それには血清免疫学的な裏づけが要求される.

グラフ

脈波検査

著者: 椎名晋一

ページ範囲:P.321 - P.324

供覧する脈波計は容積脈波計といわれるもので,主として末梢動脈を測定するのに用いられ,従来は末梢動脈の障害(ビュルガー病,レーノー病など)の際の末梢循環機能を知るうえに有用とされていたが,最近は心機能を知るのにも用いられている.
光電式は指尖における血液変動量をヘモグロビンの吸光量変動としてとらえ,光電管により電気信号として増幅記録する方式である.ストレーゲージ式は,指尖の拍動性容積変動を空気または水銀の容積変化としてとらえて,ホイストン・ブリッジの一辺の抵抗が変化するようにし,この際の出力変化を増幅記録する方式である.このほか,インピーダンス式などがある.

新しい検査室……三井記念病院中央検査室—著しい自動化の推進

著者: 清瀬濶 ,   中甫

ページ範囲:P.325 - P.328

新病院開設に伴い自動化器械を極力採用し,化学分析には特にミニコンピュータ付きのVickers MC 300を設備した.これにより日常化学検査の約90%を処理するが,遠心後血漿分離作業なしにサンプル採取,稀釈,分析,各個人別報告がでるもので,省力化に有力である.また設計にあたって高層建築であるため,特に機能的合理化を考慮し,13階の建物中病棟外来の境,すなわら外来最上階の4階に内科・外科と隣接して臨床検査を置き,機能検査は器管センター,放射線のある3階に配置した.さらに室内設計では作業能率化,管理面の容易さを考え,また将来の増築に基づく業務内容の変更に自由に応じられるよう,ユニット組み合わせによる半島型実験台を全面的に採用したのが特色といえよう.

血球観察の基礎・4

前骨髄球の周辺,貪食能試験

著者: 衣笠恵士

ページ範囲:P.330 - P.331

 前骨髄球(Promyelocyte)は一般に大型で,特有な顆粒が目だつので鑑別容易な細胞と考えられている.しかし骨髄芽球,骨髄球との境界にある細胞の処理については,必ずしも意見の一致をみていない,また骨髄像を算定したときなど単球が全くカウントされていないことがしばしばある.自信をもって単球と前骨髄球との鑑別ができれば,骨髄像の研修が一応マスターされたといわれるゆえんである.

ノモグラム・16

血液酸塩基調節

著者: 藤本淳

ページ範囲:P.333 - P.333

生体の酸塩基調節状態を決定するためにはpHとPco2の2つの因子の測定を行なえばよい.実例をあげるとpH=7.26,Pco2=50mmHgの場合は,図上のそれぞれの点より垂線をたて交点を求めると,この点はCombined metabolicand respiratory acidosisであることがわかる.この際,体液調節より治療のコントロールをする場合には血清のCO2含量を知る必要があるが,この際にはこの交点よりCO2含量軸へ平行にたどってゆくとCO2含量23mEq/lとなる.注意としてCO2含量への線はCO2軸に垂直でなくカーブを描いていることである.なお経過を追って測定値を図上にプロットすると,代償過程を容易に理解することができる.

検査室の便利表・16

病理組織の各種固定液の成分,固定時間,目的

著者: 三友善夫

ページ範囲:P.335 - P.335

総説

野兎病の最近の知見

著者: 大原甞一郎

ページ範囲:P.337 - P.341

野兎病とは
 野兎病菌によって起こる急性熱性疾患で,菌の侵入した部位によっていろいろな病型がある.日本の例では患者の腋窩や肘リンパ節がはれてくるリンパ節型野兎病が最も多く,急激な眼症状とともに耳前リンパ節や頸部リンパ節がはれてくる眼リンパ節型,口腔粘膜や扁桃に浅い潰瘍を作り,頸部リンパ節のはれてくる扁桃リンパ節型がまれに見られる.
 感染様式は,へい死野兎に触れたり,弱っている野兎を捕えて剥皮・料理したり,生煮えの肉を食べたりしてかかる接触経皮感染や経粘膜感染が多い.常在流行地の東北六県のほか,千葉,新潟,静岡などの山野にいるノウサギは,褐色のものでも白色のものでも2%ぐらいは菌をもっている.

技術解説

自動血球計算器によるデータの読み方

著者: 新谷和夫

ページ範囲:P.342 - P.347

 血球計数が自動化されはじめたのはここ10年くらいにすぎないが,現在では国内に1000台を越す血球計数器が稼動するほどに普及している.このように普及が早かったのは種々原因があると思われるが,自動血球計数器は能率を上げるばかりでなく,精度向上にも役だつということが使用者側に理解されたことが大きいと思う.ところが現実にはデータをみる側では依然として視算法時代の‘血球計算は不正確なもの’という既成概念が強いので,せっかくのデータが不当に無視されたり,検査者と依頼者の間に不要の摩擦を生じたりしているようである.今回は自験例を中心に自動化された血算データの見方の問題を整理してみたい.

マクロファージ遊走阻止試験

著者: 山浦昇

ページ範囲:P.348 - P.353

はじめに
 生体にとってマイナスの免疫現象であるアレルギー反応(過敏症)は,周囲のごとく,即時型(immediate type)と遅延型(delayed type)と呼ばれる2群に分類されている.前者は血清中の抗体の作用で起こるが,後者は血清抗体では説明がつかず,ある種の細胞(リンパ系細胞)との関連が問題となっている.
 本稿で紹介するマクロファージ(大食細胞)遊走阻止試験は,in vitroにおいて細胞の遅延型アレルギー性の有無を調べるために開発されたものである1,2).本邦でもすでに吉田ら3),秋山ら4,5)の紹介がある.

私のくふう

毛細管ピペット洗浄器

著者: 前田隆一

ページ範囲:P.353 - P.353

 尿沈渣,血清分離に使われる毛細管ピペットの洗浄器として,適当な物がなくて,日常不便を感じていましたので,毛細管を洗浄するために,次のような小さな洗浄器を考えてみましたので,ここに紹介します.原理は日常用いられているピペット類の洗浄器と同じです.

臨床検査の問題点・27

血球計算の誤差

著者: 冨田重良 ,   南博迪 ,   阿波島清

ページ範囲:P.354 - P.359

最近の自動血球計算器の普及には目ざましいものがある.そこには能率化とともに測定誤差の減少という利点がある.しかし血球計算は用手法,自動血球計算器にかかわらず誤差はまぬがれない.今回はメランジュール法と血動血球計算器の違いを中心にそれぞれの問題点をさぐってみた.(カットは血球計算用ピペットと計算板)

コンピュータの基礎知識・3

ミニ・コンピュータ

著者: 斎藤正男

ページ範囲:P.360 - P.364

 最近わが国においては,事務処理や制御システムなどの自動化に関連して,いわゆるミニ・コンピユータが急激な勢いで普及しはじめており,ほとんどすべての国内電子計算機メーカーが,新しい機種を競争して発売している.医学の面でも,大型計算機を中心とする情報処理システムが展開されていく一方で,このミニ・コンピュータが活躍しうる場所は多いように思われる.

エッペンドルフ・マイクロリッターシステムによる超微量臨床化学検査・4

血清TG,NEFA,βL,PL 4種目の測定

著者: 岡村研太郎 ,   山戸玲子 ,   小延鑑一

ページ範囲:P.365 - P.370

はじめに
 第1報から第3報において血清中の鉄,銅,尿酸,クレアチニンおよびクレアチンの微量比色定量を行なってきたが,いずれも微量化と同時に所要時間の短縮が容易に行なえたことから,数種目の検査を適当に組み合わせた微量分析法に本システムは適していることを感じた.最近,血清脂質の測定が注目されはじめ,脂質定量用のキット試薬も国産されはじめたので,これを用いトリグリセライド(TG),遊離脂肪酸(NEFA),リン脂質(PL),ならびにβ—リポタンパク(βL)の脂質4種目の微量比色定量を本システムで行なってみた.
 これらの測定には目的成分の有機溶媒による抽出操作(TG, NEFA)や,目的成分を沈殿物として分離しこれを用いる(PL,βL)操作が含まれている.3報までに本システムの遠心器の効率のよさを経験していたので,沈殿物を分析する操作には問題ないと考えていた.そこでペピット,反応容器などの耐溶媒性,有機溶媒を用いて抽出する場合のロータリーミキサーの効果を調べた.

論壇

医療の中の臨床検査

著者: 土屋俊夫

ページ範囲:P.372 - P.373

 わが国の医療の進路については全国民が健康とよりよき医療を求めて深刻な思いで見つめているわけで,独り医療に従事しているものばかりでないことはいうまでもないことである.
 いわゆる医業の中には診療と保健指導の2本の柱がある.この直接のにない手の現状を厚生省の統計をかりてながめてみよう.1968年の数字では医師11万3630人で,この数字から医師1人あたりの人口は892人となっているが,実際に診療に従事している医師は10万7028人(94%)であり教育研究に従来する2129人,衛生行政,保健衛生業務に従事する1969人をあわせて(3.6%)がその内容である.

研究

新生児の超微量血糖測定の検討

著者: 船津多賀子 ,   山下文雄 ,   林真夫 ,   伊藤佑士 ,   津川信 ,   高崎好生 ,   小池茂之 ,   吉浦千尋 ,   水本隆章 ,   山崎晴一朗 ,   久納恒子 ,   井手速見 ,   松山文子 ,   内田節子 ,   庄山佳子 ,   平田英子

ページ範囲:P.374 - P.379

まえおき
 近年脳障害を残す重要な原因の1つに新生児の低血糖症が注目をあびている1-3,12-21).それに伴って診断の基準となる新生児の血糖測定法が問題となってきた1,2,19,20).これまで還元力によるHagedorn-Jansen法,Nelson-Somogyi法,百瀬法があるが,最近は直接法であるオルト・アミノビフェニール法6,24,25),O—トルイジン法6),O—トルイジンホウ酸法4,6),簡易法としてDextrostixなどの有用性が認識され超微量法も検討されている7).しかし新生児の血液は一般小児や成人と比べ多くの違った点があり(表1),血糖測定にあたっては特別の配慮が必要となる.現在新生児の血糖測定としては,グルコース・オキシダーゼ法(G-Oxyd.法と略す)が国際的な標準法として用いられているが1,2,19,20),われわれはG-Oxyd.法の超微量法と新しく佐々木匡秀によって改良考案されたO—トルイジンホウ酸法4)(O—TB法と略す〉の新生児用超徴量法の比較を行ない,いくつかの問題点を検討したのでここに報告する.

PSPの本態についての検討

著者: 柴田久雄 ,   小谷野緋紗子

ページ範囲:P.380 - P.384

 現在臨床検査には種々の色素が用いられ,その範囲はきわめて広い.排泄試験のみを見てもBSP,PSPを始め,ICG,Rosebengalなどが用いられている.
 このうちPSPは腎の排泄機能検査として,その腎以後の排泄の機序については報告が多い.したがってPSPが主として尿細管より,一部は糸球体より濾過され排泄されることはよく知られており,この面に関する研究も非常に多い.

昭和45年度二級臨床病理技術士資格認定試験—問題と解答

ページ範囲:P.385 - P.396

臨床化学
 1.臨床化学定量値の定量誤差許容域をTonksが実用面から示している式はどれか,正しいものをえらび,解答用紙の対応する欄に○印をつけなさい.
a±正常範囲/正常平均値×100%

昭和45年度二級臨床病理技術士資格認定試験—総括と講評

著者: 金子仁 ,   富田仁 ,   関根隆光 ,   馬場茂明 ,   浮田実 ,   梅垣健三 ,   村上省三 ,   北浦敏行 ,   近藤勇 ,   神木照雄 ,   佐々弘 ,   和田昭 ,   高橋辰広 ,   楠川礼造 ,   佐藤文明 ,   石川隆子

ページ範囲:P.397 - P.405

日本臨床病理学会主催 二級試験,一般試験を終わって
 今年も試験の全体評を書く季節になった.一般試験を終え,二級試験の大半を終わったからだ.
 今年の試験は例年と異なった点がいくつかあったが,大過なく過ぎて,あと一級試験,細胞試験,それから二級試験の残りを実施すればすべて終わりである.

シリーズ・日常検査における機械化のくふう・4

比色計のフローセル方式の組み立て(電磁弁制御装置)(2)

著者: 水野映二 ,   仁科甫啓 ,   小野弘毅 ,   北村元仕

ページ範囲:P.406 - P.407

 前号(1)でフローセルを比色計に取り付けることについて述べた.これに続いて,フローセルへ吸引する試料量をコントロールする電磁弁制御装置の組み立てについて述べる.
 本装置は電磁弁とタイマーを組み合わせて,一定減圧でフローセルへの吸引液量を設定するためのものである.これに必要な部品は表1(前号)に従って集める.シャーシへの穴あけ図1に従って部品の位置を定めるが,現物を置きながら決めるとよい.直径9-10mmの穴をあけるには5mmのドリルでいったん穴をあけておき,次いでリーマで徐々に大きくするとよい.また直径29mmの穴をあけるには3mmのドリルで円周にそって穴をあけておき,次にニッパーまたはラジオペンチで穴を切りとる.あとのギザギザを棒ヤスリで平らな円に仕上げる.

Senior Course 生化学

ゲル濾過法(分子篩効果の応用)について

著者: 石戸谷豊

ページ範囲:P.409 - P.409

 血漿の中には数10種類におよぶタンパク質が溶存している.これらのタンパク質を分離精製したり同定したりする方法としては従来,(1)タンパク質の溶解度を利用する方法,(2)超遠心分析法,(3)クロマトグラフィー,(4)電気泳動法などが主として用いられてきた.最近,セファデックスによる分子篩効果(molecularsieve effect)を利用したタンパク質の分離法が開発されゲル濾過法(gel filtration)と名付けられている.

血液

凝固検査に用いられる試材の調整(2)

著者: 鈴木弘文

ページ範囲:P.410 - P.410

6.ベントナイト吸着血漿
 第VII,第X因子の測定に用いる試材である.ベントナイトにて吸着処理することにより,第I,V, W, X因子が吸着除去され,第II因子(プロトロビン)が残るので第II因子の補給試材としても用いられる.
 血漿1mlにベントナイト(関東化学)50mgを加えて室温にて約10分間撹拌する.次に3000rpm15分間遠心し,その上清を静かに分離する.さらにその上清を3000rpm10分間再遠心して浮遊物を除去したものがベントナイト吸着血漿である.ベントナイト吸着血漿は−20℃における凍結保存にて約1週間は安定であるが,作製後はできるだけ早く使用したほうがよい.

血清

抗白血球抗体(3)

著者: 村上省三

ページ範囲:P.411 - P.411

1.細胞毒性反応とリンパ球
 さて前号でもふれたように,細胞毒性反応に使用するリンパ球は‘新しいピチピチしたもの’でなければなりません.したがつて,特別な方法で保存した場合は別として,検査当日に分離したものを使ったほうが無難です.その限界は染色されるリンパ球が25%ぐらい以下なら使えるとされていますが,せいぜい5%程度にとめておいたほうが得策です.

細菌

緑膿菌の検査

著者: 永井龍夫

ページ範囲:P.412 - P.412

 緑膿菌はその名前のごとく,ピオシアニン(青緑色),フルオレスチン(黄緑色)などの色素を産生するから他菌との鑑別は比較的容易であるが,ピオルビンという褐色色素を産生するものや色素を産生しない菌株もあるから,実際の検査にあたっては十分な注意が必要である.

病理

症候と病理組織検査(4)血尿

著者: 三友善夫

ページ範囲:P.413 - P.413

 血尿は腎から尿道までの尿路のほとんどすべての疾患に見られるほかに,全身性疾患の1症候として表われ,また尿路以外の疾患からも続発的に生じる.その性状から血尿,血膿尿,血乳糜尿に分かれ,出血部位から腎性,尿管性,膀胱性,尿道性に区別され,出血の程度から肉眼的と顕微鏡的に大別されている.内科,小児科的の腎疾患には顕微鏡的血尿が多く,泌尿器科的には膀胱,尿道疾患による肉眼的血尿の頻度が高い(図).
 血尿の性状や出血部位の確定のために行なわれる病理組織検査は,経時的に病変の観察できる針生検と,治療的な役割を果たしている手術材料の検索ではその意味が異なっている.しかし大きさに限界のある針生検の切片が必ずしもいつも腎病変のすべてを代表しているわけではなく,病変の推測にとどまる場合も少なくない.手術材料でも遊走腎,特発性腎出血の場合には形態的な変化は観察されないことが多い.

生理1

電極の装着と導出法(2)

著者: 吉井信夫

ページ範囲:P.414 - P.414

2.電極の装着法
(2)ベントナイトによる電極の固定
 この方法はゴムバンドと異なり自由に場所を選べること,一定の電極配置以外の追加電極を容易につけることができること,頭部に変形や左右非対称がある場合適当に距離を調節できるなどの利点がある.検査前にガーゼ片の上に親指頭大のベントナイトを丸めたものを置き,接着する電極の数だけそろえておく.

生理2

心筋活動と心電図(1)

著者: 家本武

ページ範囲:P.415 - P.415

1.心電波の発生機序
 心筋の力学的活動すなわち心臓のポンプ作用と,心電図の変化とは必ずしも対応しない.個々の心筋線維の収縮に伴う膜電位の変化,すなわち100から200億にも及ぶ心筋細胞の電位の総和を体表面における電位分布として現わしたものが心電図である.
 心筋細胞の非興奮時の電位を静止電位といい,細胞内の陽イオンが主としてKからなり,細胞外に対して40倍もの濃度である(分極).これに対して細胞膜が興奮を起こすとイオンの膜透過性に変化が起こり,Naの膜透過性が増す.Kとは反対にNaその濃度が細胞内に比し外のほうが約10数倍にもなっているため,膜電位はNaの平衡電位に近づこうとして,細胞内電位の急激な立ち上がりとなる(脱分極).この後少し遅れてKの透過性が増し,膜電位は活動電位の頂点から急速にイオンの平衡電位へと,すなわち膜興奮がさめて静止電位へと移行する(再分極).

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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