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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査21巻7号

1977年07月発行

雑誌目次

カラーグラフ

新しいペルオキシダーゼ染色法

著者: 新谷和夫

ページ範囲:P.700 - P.701

 血球のペルオキシダーゼ染色にはベンチジンが広く用いられてきたが,製造工場で膀胱癌多発の傾向が指摘され,我が国でも労働安全衛生法,同施行令により1972年10月以降その製造,使用は禁止されている.そこでベンチジン以外の物質による染色法が研究されてきたが,今回はその代表的なものを急性骨髄性白血病骨髄標本と慢性骨髄性白血病末梢血標本に適用し比較検討してみた.手技に不慣れな点があり,本来の効果が出ていない場合もあるかと思われるが,詳細は文献を参照されたい.なけカラー写真は各法とも左に慢性骨髄性白血病例,右に急性骨髄性白血病例を配置した.

解説

著者: 新谷和夫

ページ範囲:P.702 - P.702

 第23回日本臨床病理学会総会期間中に開催された第12回血液検査室医師会議(1976.10.23)の標準化シリーズに"ベンチジンを使用しないペルオキシダーゼ染色法"がテーマとして採用され,5人の演者による発表が行われた.司会を担当した者として,当日発表された術式紹介の目的で本カラーグラフを企画してみた.なお詳細は当日の演者により別に原著1〜5)の形で発表される予定なのでそれを参照していただくこととし,ここでは各術式ごとに概要が分かることを目標に構成してみた.( )内は当日の演者を示す.

技術解説

LDHアノマリーの解析

著者: 長嶺光隆

ページ範囲:P.703 - P.709

 血清LDHアイソザイム分画の過剰出現ないしは欠損,更に偏位を示すLDHアノマリーは,その成因によって,①サブユニットの合成欠損ないし低形成,②遺伝的変異,③腫瘍産生,④不活性化因子の存在,⑤LDH分子と免疫グロブリンとの結合に大別される.ところで,これらの中で最も高頻度に見出されるのは免疫グロブリン結合性LDHアノマリーであり,1976年10月の全国調査1)によるとその総数は106例であった.アノマリー症例が追加報告される一方で,井本ら2),菅野ら3)の研究によってこれらLDH結合性免疫グロブリンが自己抗体である知見が得られ,このLDHアノマリーは自己免疫現象の一つとして注目されつつある.
 ここでは,まず当院において行っているLDHアイソザイム分析法を紹介し,次いで免疫グロブリン結合性アノマリーの解析法の実際について解説する.

パラコアグレーションテスト

著者: 藤巻道男 ,   池松正次郎 ,   加藤正俊 ,   小柳隆久

ページ範囲:P.710 - P.716

 パラコアグレーションテスト(paracoagula-tion test)はフィブリンモノマー,フィブリン由来のFDP及びこれらの複合体の検出法として,臨床的には播種性血管内血液凝固(dissemi-nated intravascular coagulation;DIC)の検査として用いられている.
 Derechinら(1955)はフィブリノゲン及びフィブリンのプラスミン分解産物であるFDP (fib-rinogen and fibrin degradation product)にトロンビンと塩基性タンパクである硫酸プロタミンを添加するとフィブリン様の沈殿物が形成されることを観察し,これをパラコアグレーション(paracoagulation)と呼称した.その後Lipin-skiら(1967)は可溶性フィブリンモノマー複合体(soluble fibrin monomer complex;SFMC)を基質とした場合にも同様にパラコアグレーションの起こることを認めている.またHornら(1969),Niewiarowskiら(1970,1971)はFDPに硫酸プロタミンを単独に添加するだけでもパラコアグレーションを認め,更にNiewiarowskiら(1968,1970)は硫酸プロタミンの代わりに血小板第4因子(PF4)でもフィブリン様凝塊Pa-raclotが生じることを報告している.

発作性夜間血色素尿症に関する検査

著者: 阿部和夫

ページ範囲:P.717 - P.725

 Paroxysmale haemoglobinurieとして1882年Strubing,P.の記載より,発作性夜間血色素尿症(PNH)は,典型的な症例では就寝時血管内溶血の形をとり,夜間あるいは早朝にヘモグロビン尿が強く,午後にかけて減じる特徴を持つ比較的まれな疾患として知られているが,慢性の血管内溶血,pancytopenia,鉄欠乏,あるいは繰り返して起こる小血栓などの型で表現されるものもあり,少なからぬ症例が見逃されていると考えられている.PNH赤血球は骨髄precursor cellsの異常なclone1,2)から生成され,末梢血中よりも骨髄中に,より異常な細胞が多く,末梢血中においても網赤血球中3〜5)にはより溶血を示す細胞が多い.これらPNH赤血球は,補体感受性が強く,より感度の高い赤血球は,正常赤血球の溶血に必要な補体量の1/20量で溶血し,比較的補体感度の低いPNH赤血球は健常人のそれの1/7量で溶血する6)ことが知られている.

私のくふう

試験管希釈による血小板算定

著者: 中嶋精一

ページ範囲:P.725 - P.725

 検体の増加により血小板算定も増加しているが,検査室では,実際ルーチンとして血小板自動算定機を使用している所は少ないと思われる.病院の中検,検査センターなど多量の検査を扱う所でさえ,メランジュールを使用している所が多い.しかしこれによると,技術的テクニック上の問題のみならず,希釈後のメランジュール洗浄の煩わしさが大きい.我々は,このメランジュールを用いずに,より良い血小板算定値を得る方法を考え,実施している.
 この方法とは,日科機から発売されているシャーウッド社製の3.33μlの血小板用毛細管マイクロピペット(100本入2,500円)を用い,プラスチック製の高さ60mm内径10mmの試験管の中へ,別注の分注ピペットで希釈液を0.666ml正確に分注し,この中へよく混和した全血をPRP (多血小板血漿)を採取する要領で加える.このとき毛細管ピペット内を2回供洗いし,200倍希釈液とする.これを泡立てないようにゆっくりと十分にミキサーで混和し,この一部を毛細管を用いて,計算盤内に入れて静置後,算定する.

総説

レセプターアッセイ—特にリンパ球について

著者: 大沢仲昭 ,   今井康雄

ページ範囲:P.727 - P.732

 レセプターアッセイ,特にラジオレセプターアッセイ(radioreceptor assay)は,もともとラジオイムノアッセイと同様に,ホルモンの測定法として開発されたものである.その原理は図1に示すようにホルモン(H)と,これをラジオアイソトープで標識したホルモン(H)と,レセプター(R)との間に競合を行わせる.もし一定量のHとRとを加えて結合が平衡状態に達した際に,種々の量のホルモン(H)を加えると,HとHとがRとの結合を競合するために,一部のHがRより解離する.この競合抑制(competitive inhibition)を用いて標準曲線が画かれる.これはラジオイムノアッセイと全く同様の原理であって,competitive radioassayの中に含まれるものである.この標準曲線を用いると,ホルモンの定量が行えるが,同時にこの曲線の分析からレセプター自身の分析も行うことができる.したがってラジオレセプターアッセイは,①ホルモンの定量,②レセプターの分析,の両方に用いることができる.
 ホルモンの定量への応用としては,特にこれがレセプターとの結合を利用する点で,生物活性と並行した値が得られるので,免疫学的活性を応用したラジオイムノアッセイに比してより正確な,生物活性を示すホルモン量を測定することができる.その意味で有意義ではあるが,一般には技術的に安定で確実なラジオイムノアッセイがよく用いられているのが現状である.

臨床化学分析談話会より・47<関東支部>

地味だが着実な20年の歩み—花で飾られた第200回臨床化学分析談話会

著者: 北村元仕

ページ範囲:P.733 - P.733

 第200回の記念講演会(1977.3.22)が新宿区の野口英世記念会館で開かれた.20年の談話会の歴史を記念して,臨床化学分析とともに一生を歩いてこられた藤井暢三先生がまず皮切りに,Hagedorn-Jensen法の毛細管ピペットの考案から始めた60年の回顧をまとめられた.医師が臨床のかたわら自ら行った臨床化学分析は,今,専門技術者の手に移り新しい発展を遂げつつある.その責任を諭されるように,数え年90歳の藤井先生は私たちのこの200回記念講演会のために完全原稿を朗読してくださった.
 続いて,検査室の菅野剛史(慶大病院),分析化学の南原利夫(東北大薬学部),臨床医学の馬場茂明(神戸大内科)の3先生からそれぞれ違った角度で臨床化学の真髄に触れる講演があった.

臨床検査の問題点・92

日常検査における電顕試料の作り方

著者: 三友善夫 ,   本荘俊大

ページ範囲:P.734 - P.740

光学顕微鏡と比較して高度な分解能を持つ電子顕微鏡は,いっそう細かい病変の解明と分類を可能にしているが,それには病変部のブロック作りや,固定などの試料作製がしっかりしていないと不可能である.電顕の検索を日常検査レベルで捕らえ,その試料作製法を検討する.(カットは乳癌の電顕像,×2,500)

検査と疾患—その動きと考え方・7

肺疾患

著者: 塚本玲三 ,   山林一

ページ範囲:P.741 - P.746

 診断 CO2ナルコーシスを伴った急性呼吸不全.
 患者 K,Y.,71歳,男子.

Ex Laboratorio Clinico・7

Allalbuminとの出合い

著者: 大林弘幸

ページ範囲:P.747 - P.751

J.Kohnのルーペ
 J.Kohn (1957年セルローズアセテート膜電気泳動法を紹介1)).そのKohnは"虫眼鏡"を持っていた.大学者と変哲もない"虫眼鏡"とは何か不釣合なユーモラスな姿であった.
 あるとき,それは1967年,小川恕人先生(国立遺伝学研究所・生化学遺伝部)のセルローズアセテート膜(以下セ・ア膜と略)の講習会の折であったと記憶する.小川恕人先生ご自身が英国留学の際,撮影された写真と聞いた.その写真は長身の恰幅の良い白衣姿であり,ただ一つ予想していなかったことは,白衣姿の首から易者のごとく大きな拡大鏡をぶら下げていることであった.

座談会

検査前の検体管理

著者: 坂岸良克 ,   桔梗辰三 ,   河喜多龍祥 ,   相賀静子 ,   林康之

ページ範囲:P.752 - P.759

 血糖値をどんなに精密に測定しても,血液像をどんなに正確に読み取ろうとしても,また悪性細胞をいかに見つけようとしても,その検査前の検体処置いかんで,その成績に大きな影響を与える.医師,看護婦の仕事との接点にある検査前の検体管理をどう進めれば,良い検査業務ができるか…….

新しい神経・筋機能検査・1【新連載】

Single fiber EMG

著者: 吉川信嘉

ページ範囲:P.760 - P.765

 従来の筋電図は直径70〜80μmの電極を使用しており,観察される活動電位は1〜数個の単一筋線維活動電位の重なった波形であるが,直径25〜30μmの電極を使用すると単一筋線維の活動電位がピックアップできる.したがってこの方法による筋電図法は単一筋線維筋電図法(以下SFEMG)と呼ばれる.
 SFEMGによる新しい検査方法は,①個々の筋線維活動電位の振幅,幅,伝導速度の測定,②神経筋接合部の病的変化の検出(Jitter現象),③筋線維密度の測定などである.以下これらの検査法について述べる.

検査技師に必要な統計学の知識・1【新連載】

統計学の概念

著者: 臼井敏明

ページ範囲:P.766 - P.768

 これから6回にわたって,臨床検査でよく用いられる統計学について解説する.統計学はいろいろな情報を取り扱う数学であるから,情報を生産する検査室で働く者にとって,ぜひ習得しなければならない学問である.限られた紙面で統計学全般を述べることはできないので,ここでは一応簡単な統計学の学習を終えられた方々を対象とし,検査室の実務の中でいろいろと起こってくる統計に関する疑問を取り上げ,それを解説しながら統計学の概念を述べるとともに,具体的な応用例を重ねていきたい.

研究

ASO常用参照品の作製

著者: 水谷昭夫 ,   巴山顕次 ,   安田純一

ページ範囲:P.769 - P.772

はじめに
 抗ストレプトリジンO (antistreptolysin O,以下ASOと略)に対してはWHOによって国際標準品が認定されており,各国はそれに基づいてそれぞれ国内標準品を作製し,試薬製造者ないし検査機関は国内標準品との比較により,更に常用参照品を作ることになっている.我が国で市販されているASO試薬には対照血清が添付されているが,それらがどういう手続きで作られたかは判然としない.この度,我々は関西地方における検査機関の有志の間で共同使用する目的でASO常用参照品の作製を試みたので,その成績を報告する.本研究は昭和50年度厚生省医薬品等試験調査委託費"診断用生物学的製剤基準調査研究委託費"の援助を受けた.

免疫拡散板による血漿プロトロンビンの測定法

著者: 宮谷勝明

ページ範囲:P.773 - P.775

緒言
 プロトロンビンの測定法としてQuick一段変法1)が広く普及している.この方法は凝固の基本的検査の一つとして止血機構に関する検査のスクリーニング上不可欠であるだけでなく,肝疾患の診断や血栓性疾患における抗凝血薬療法のコントロールなどにおいても極めて大切な検査法2)と言われている.
 生物学的活性を測定する方法とは別に,一元平板免疫拡散法3〜5)や免疫電気泳動法の応用としてRocket法5,6)などが導入されるに至った。

編集者への手紙

「新しいペルオキシダーゼ染色法」(本誌本号カラーグラフ)を読んで

著者: 日野志郎

ページ範囲:P.776 - P.776

 本号に掲載されたカラーグラフを見ても,1976年10月第23回日本臨床病理学会総会中に開催された血液検査室医師会議で各演者が示されたスライドを拝見したときと同様で,どの方法によっても目的は達成されると考えられる.ここで考えなければならないのは次の諸条件であろう.
(1)試薬の入手が容易で,しかもなるべく安価なこと

新しいキットの紹介

血清コレステロールの酵素的比色測定法"小野"コレスカラー500の検討

著者: 佐藤剛敏 ,   佐々木禎一

ページ範囲:P.777 - P.781

はじめに
 血清コレステロールの測定法としては,従来より多数の報告が見られるが,そのほとんどはLieberman-Bur-chard反応,Kiliani反応を利用する方法,及び最近普及し始めたOPA(ο-phthalaldehyde)法などである1)
 しかしコレステロール測定法は,測定精度を上げるため多くの努力を重ねてきながら,依然として問題が残っている難しい検査の代表とも言うべきものである.また,これらの方法は有機溶媒による前処理を必要とするものが多く,ほとんどが強酸を用いる反応で,実際上多くの不便があったことは広く認められているところである.特に自動化の普及が顕著な最近の臨床検査の中で,高価な自動分析計が酸を使うことにより被る影響も大きく,この点からの改良法の出現が望まれていた.

新しい機器の紹介

白血球形態自動分類装置"ヘマトラック"の検討

著者: 永野貞明 ,   高田由紀子 ,   清水静夫 ,   三村幸一 ,   松岡瑛

ページ範囲:P.782 - P.785

緒言
 血球の形態学的観察は諸種疾患に関連して血球計量と相まって極めて主要な検査である.しかしその検査の手段は目視であるため,量的処理に限界がある.また,得られる情報の再現性の悪いことも諸家の認めるところである.
 近年,臨床検査の自動化が特に臨床化学を中心に推進され,省力化と精度の向上に貢献してきたが,形態検査についても細胞化学的方法及びミニコンピューターを用いた映像情報処理の二つの計測原理を基とした数機種が開発され注目されている.

Laboratory Instrumentation

生物専用顕微鏡BIOPHOT

著者: 塩育

ページ範囲:P.788 - P.791

 これから紹介する生物専用顕微鏡BIOPHOTはこれまでにない顕微鏡で,新しい思想のもとに設計された高級顕微鏡である.
 顕微鏡に対するニーズは多様化とともに,高性能化と操作性に代表される.

検査室の用語事典

呼吸機能検査

著者: 田村昌士 ,   遠藤和彦

ページ範囲:P.793 - P.793

62) Hypoxemia;低酸素血症
 血液中の酸素含量または酸素分圧が減少している状態である.換気量不足,換気/血流比の不均等,拡散障害あるいは静脈短絡などによって起こるが,肺機能が正常でも吸入ガスのPO2の減少,異常ヘモグロビン血症などで低酸素血症に陥る.

免疫・血清学的検査

著者: 松橋直

ページ範囲:P.794 - P.794

83) E rosette;Eロゼット
 ヒトT細胞の特徴の一つで,ヒツジ赤血球(E)がT細胞に付きロゼット状となったもの.

質疑応答

臨床化学 トリグリセライドの酵素法の標準液

著者: C子 ,   松宮和人

ページ範囲:P.795 - P.797

 〔問〕酵素法では有機溶媒に溶かした標準液が使えません.市販のコントロール血清の表示もメーカーによって一致しないとも言われます.その現状と最も優れたものとして何を選ぶべきかをご教示ください.

臨床化学 キャピラリー採血によるビリルビン値

著者: O生 ,   戸谷誠之

ページ範囲:P.797 - P.799

 〔問〕新生児ビリルビンをテルモキャピラリー(プレイン)で採血し,Evelyn-Malloyの変法で測定していますが,分離しにくく,場合によっては3本は採血しなければならないので,今度ヘパリン処理キャピラリーに代えたところ,総,直接ビリルビンとも約2%低めに出ます.なぜでしょうか,お教えください.

病理 迅速硬化の低粘度エポキシ樹脂包埋法

著者: H生 ,   串田弘

ページ範囲:P.799 - P.800

 〔問〕現在Luft法を用いて包埋していますが,これですとブロックができあがるまでに3日かかってしまいます.先日もっと早く重合できる方法があると聞きました.方法など詳しいことをお教えください.

病理 PAM染色の原理とその応用

著者: T生 ,   浅野伍朗

ページ範囲:P.800 - P.803

 〔問〕上皮性腫瘍と非上皮性腫瘍の鑑別的補助診断として,Papの鍍銀染色法が用いられることがありますが,PAM染色を用いますと鍍銀法では鍍銀されない微細な線維の構築までも染め出されると聞きました.もし事実ですと上記の鑑別染色におけるPap鍍銀法との相違とか特徴などをお教えください.

微生物 細菌検査の自動化

著者: K生 ,   坂崎利一

ページ範囲:P.803 - P.804

 〔問〕細菌検査において,いろいろな簡易同定法が報告されていますが,どの程度まで細菌検査の自動化は可能なのでしょうか.

臨床生理 末梢神経伝導速度測定値の信頼度

著者: T生 ,   鳥居順三

ページ範囲:P.805 - P.806

 〔問〕末梢神経伝導速度の測定値の信頼度はどれくらいでしょうか.また誤差となりうる要因はどんなものがあるのでしょうか.

一般検査 尿糖試験紙と尿細菌

著者: A子 ,   安東明夫

ページ範囲:P.806 - P.808

 〔問〕早朝第一尿に尿糖があるかどうかで,尿細菌を検査する方法がありますが,普通使っている尿糖試験紙とどこが違うのでしょう.なぜ試験紙でも差があるかを知りたいのですがご教授ください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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